【リシバル集団運槍術】
(フェイダン地方)- 入門条件
- 50名誉点
【リシバル集団運槍術】は、近年になってアイヤールで生まれた槍術です。対蛮族の戦場での運用が前提であり、小集団で闘うことを想定した体系です。仮想敵である蛮族が、魔法を始め、多彩な戦闘手段を駆使してくることを考慮し、いわゆる単純な密集体型での突撃ではなく、さまざまな連携で敵を崩してしまうことを旨としています。先手必勝の思想から、防面はおろそかになりがちです。
習得には、アイヤールにあるいくつかの道場か、もしくは、軍隊に学ぶ必要があります。
流派装備
【リシバル集団運槍術】は、槍の重量や長さよりも、取り回しやすさを重視しています。そのために、比較的軽量の片手両手兼用の槍〈フラメア〉〈ランデベヴェ〉〈スプントーネ〉(⇒PH33)を門下に販売しています。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
〈フラメア〉![]() | 〈スピア〉B | 90 +20名誉点 | ||
〈ランデベヴェ〉![]() | 〈スピア〉A | 440 +30名誉点 | ||
〈スプントーネ〉![]() | 〈スピア〉S | 4,170 +50名誉点 |
秘伝
《雷速鶴嘴貫Ⅰ》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈スピア〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- ダメージ+4、回避力-2、対象転倒中はクリティカル値-1
- 効果
大きく振りかぶった槍を相手に突き立てます。攻撃が命中した場合、それが発生させる物理・魔法ダメージは「+4」点されます。また、対象が転倒状態であった場合、威力表の使用においてクリティカル値が「-1」されます。(この効果でクリティカル値は7以下になることはありません)。
秘伝使用者は自身の次の手番まで、回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
《雷速鶴嘴貫Ⅱ》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《雷速鶴嘴貫Ⅰ》
- 限定条件
- 〈スピア〉
- 使用
- ファイター技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- ダメージ+12、回避力-2、対象転倒中はクリティカル値-1
- 効果
攻撃が命中した場合、それが発生させる物理・魔法ダメージは「+12」点されます。また、対象が転倒状態であった場合、威力表の使用においてクリティカル値が「-1」されます。(この効果でクリティカル値は7以下になることはありません)。
秘伝使用者は自身の次の手番まで、回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
《雷速鶴嘴貫Ⅲ》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅲ》変化型
- 前提
- 《雷速鶴嘴貫Ⅱ》
- 限定条件
- 2H〈スピア〉
- 使用
- ファイター技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- ダメージ+20、回避力-2、対象転倒中はクリティカル値-1
- 効果
攻撃が命中した場合、それが発生させる物理・魔法ダメージは「+20」点されます。また、対象が転倒状態であった場合、威力表の使用においてクリティカル値が「-1」されます。(この効果でクリティカル値は7以下になることはありません)。
秘伝使用者は自身の次の手番まで、回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
《横転蛸足絡》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《薙ぎ払いⅠ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 2H〈スピア〉
- 使用
- ファイター技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 3体までに攻撃、転倒効果、ダメージなし
- 効果
槍を低い位置で払って足をもつれさせ、転倒させます。攻撃者は、自身の存在する乱戦エリア内の任意の3体までを対象として命中力判定を行います。
この秘伝による攻撃が命中した場合、いっさいのダメージを与えることはできませんが、命中を受けた対象は自動的に転倒します。
ただし、複数の部位を持つキャラクター、飛行しているなどで地面に足を着いて移動していないキャラクターは、転倒させることはできません。
《大転象鼻旋》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《薙ぎ払いⅡ》変化型
- 前提
- 《横転蛸足絡》
- 限定条件
- 2H〈スピア〉
- 使用
- ファイター技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 5体まで攻撃、転倒効果、ダメージ-4
- 効果
槍を低い位置で振り回して足などを払い、転倒させます。攻撃者は、自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までを対象として命中力判定を行います。
攻撃が命中した場合、それが与える物理ダメージ、魔法ダメージは-4点されますが、命中を受けた対象は自動的に転倒します。
ただし、複数の部位を持つキャラクター、飛行しているなどで地面に足を着いて移動していないキャラクターには、ダメージを与えることはできますが、転倒させることはできません。
《崩衝鰐尾撃》
- 必要名誉点
- 20点
- タイプ
- 《牽制攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈スピア〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 相手の回避力を-1(2回命中で転倒)、クリティカル値12、打撃武器となる
- 効果
槍の石突で相手の予想外の方向から攻撃を行います。このとき、相手の関節などを狙い、体勢を崩すことを優先します。この攻撃が命中した場合、相手の次の手番まで、その回避力判定に「-1」のペナルティ修正を与えることができます。その状態で、さらにこの攻撃が命中した場合、相手は転倒します。(先の回避力判定へのペナルティは転倒した時点で消滅し、累積しません。)
この攻撃では使用している武器に関わらず打撃武器として扱われ、基本クリティカル値は「12」となります(他にクリティカル値への修正条件がある場合、この値を最初として、それらを適用していきます)。威力などに変化はなく、《武器習熟/スピア)によるダメージ増加も有効です。
複数の部位を持つキャラクター相手にこの秘伝を使用した場合、そのひとつの手番の間に全ての部位が1回ずつこの攻撃を受けた状態で、さらにいずれかの部位にこの攻撃が命中した段階で転倒が発生します。