【クラウゼ流一刀覇王剣】
(ザルツ地方)- 入門条件
- 150名誉点、「地位:名誉人族」(蛮族)
ルキスラ皇帝家に伝わるとされる流派で、皇族か皇帝から信任を受けているものでなければ、教わることはできません。ゲーム的には150名誉点を必要とします。蛮族PCの場合、さらに前提として「名誉人族」の地位(⇒ BT15)が必要です(250名誉点)。
クラウゼ流は、威力を損ねてもただ当てればよいとする小手先の技を虚剣、回避や防御を捨ててまで命中や威力を求める技を奇剣と呼び、これらに頼ることを戒め、実直な鍛錬を推奨します。特に、伝承者たちの性質上、奇剣に類する技の使用は強く戒められます。
訓練の積み重ねで、他者に対して圧倒的な優位を保ち、一撃必殺で決めることを理想として説いています。
特殊な能力
【クラウゼ流一刀覇王剣】の習得者は、ザルツ地方において、上流階級や、兵士たちに一目置かれる存在です。各国の貴族や正規兵に対してファイター技能を用いて「聞き込み判定」(⇒CG63)を行うことができます。さらに、ルキスラ帝国内では、これに+2のボーナス修正を得ます。
流派装備
【クラウゼ流一刀覇王剣】を修めた者は、〈ドミネイター〉(⇒PZ30)と呼ばれる片手両手兼用の大刀と、〈ドミネイターズマント〉(⇒PZ35)と呼ばれるマントを入手することができます。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
〈ドミネイター〉![]() | 〈ソード〉S | 30,000 +50名誉点 | 片手両手兼用の大刀 | |
〈ドミネイターズマント〉 | 10/13 | 装飾品:背中 | 10,000 +30名誉点 | 生命・精神抵抗力、生死判定に+1 |
秘伝
【クラウゼ流一刀覇王剣】の秘伝は、すべて〈ソード〉の使用が前提です。
《覇王・渦突剣 》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- 《武器習熟A/ソード》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 威力表の出目+1、命中力-1
- 効果
真正面から、抉るように剣を敵に突き込みます。
近接攻撃で発生させる物理ダメージ・魔法ダメージを決定するとき、威力表使用時の2dの出目が3~11の場合、それを「+1」します。同時に、命中力判定に-1のペナルティ修正を受けなければなりません。
《覇王・剛斬剣 》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- 《武器習熟A/ソード》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- ダメージ+4、命中力-2
- 効果
真正面から、剣を敵に斬り下ろします。
キャラクターが近接攻撃で発生させる物理ダメージ、魔法ダメージを+12点します。命中力判定に-2のペナルティ修正を受けなければなりません。
《覇王・輝斬剣 》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《覇王・剛斬剣》《武器習熟S/ソード》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- フェンサー技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- ダメージ+12、命中力-2
- 効果
真正面から、大上段に構えた剣を敵に斬り下ろします。
この秘伝は、《両手利き》の効果で複数回の攻撃を行うときには、使用を宣言できません。
キャラクターが近接攻撃で発生させる物理ダメージ、魔法ダメージを+12点します。命中力判定に-2のペナルティ修正を受けなければなりません。
《覇王・煌斬剣 》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅲ》変化型
- 前提
- 《覇王・輝斬剣》《武器の達人》
- 限定条件
- 2H〈ソード〉
- 使用
- ファイター技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- ダメージ+20、命中力-2
- 効果
キャラクターが近接攻撃で発生させる物理ダメージ、魔法ダメージを+20点します。命中力判定に-2のペナルティ修正を受けなければなりません。