【ライロック魔刃術】
（フェイダン地方）- 入門条件
- 50名誉点
【ライロック魔刃術】は、魔法文明に源流を持つ体系で、その名前の通り、魔法と剣技を組み合わせた魔法戦士たちのための技術でした。魔法文明が崩壊した時点で継承者は激減し、魔動機文明時代にも、伝承者は次々と減っていきました。それは、この武術の伝える《魔光壁》や《呪陰刃》といった技術が、魔動機文明の最大の発明品、《ガン》に対して無力であったり、見劣りしたことが大きな理由とされています。魔刃術の名の通り、一部の秘伝はカテゴリ〈ソード〉の武器を使うときのみ、有効です。
〈大破局〉後にまでこれを継承した者は、ただ1名。ナイトメアのエンゲリアです。彼は、世を捨てて、モルスタッド山脈の山中に引きこもり、陶器を焼きながら隠遁生活を続けています。ナイトメアとして迫害された過去を持つこの伝承者は、個人的に友情を築くことのできたごく一部を除き、自分に近づけようとはしません。
流派装備
【ライロック魔刃術】は、特殊な探検〈ライロックエッジ〉と〈ライロックソード〉（⇒PH32）を保有し、特に優秀なものに与えることがあります。
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
〈ライロックエッジ〉![[刃]](../_core/skin/sw2/img/wp_edge.png)
| 16／19 | 〈ソード〉B | 24,000 ＋100名誉点 | 《魔力撃》宣言時、魔力+2 |
| 〈ライロックソード〉
| 16／19 | 〈ソード〉B | 26,000 ＋100名誉点 | 《魔力撃》宣言時、魔力+2 |
秘伝
△《魔光壁》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔力撃》変化型かつ主動作型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- 回避力判定-1
- 概要
- 防護点に「魔力」をプラス、1回分の主動作放棄、回避力-1
- 効果
自身の持つ魔力で防御に集中し、降りかかる攻撃を弾きます
キャラクターは、自身の防護点に、自身の任意の「魔力」をプラスすることが出来ます。一度適用されるとこの効果は消滅します。リスクとして回避力に-1の修正を得ます。
複数回の主動作ができる状態なら、1回をこの秘伝の宣言に使い、残り回数分の主動作を行うことが可能です。なお、そうした場合でも、この秘伝を1手番に複数回宣言することはできません。
《呪陰刃》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避・生命・精神抵抗-1
- 概要
- 対象に通常通り物理ダメージを与え、MPに「魔力」点の呪い属性魔法ダメージ、回避力-1、生命・精神抵抗力-1
- 効果
武器に呪いを込めて攻撃を行います。
この秘伝を言した場合、近接攻撃が命中した場合、HPへ通常通りのダメージを与え、任意の「魔力」点の、呪い属性の魔法ダメージが対象のMPへ与えられます。秘伝の使用者は、自身の次の手番まで、回避力判定と、生命・精神抵抗力判定に-1のペナルティ修正を負います。
《光陰魔刃術》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《マルチアクション》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 《マルチアクション》を行う。命中力-1、対象が行う精神抵抗力-1
- 効果
1回の主動作で、近接攻撃と魔法行使の両方を行います。この秘伝では、近接攻撃に敵の注意を引きつけ、魔法に対する備えをおろそかにさせる動きを行います。秘伝使用者の命中力判定には-1のペナルティ修正が、近接攻撃の対象としたものが、その魔法に対抗して行う精神抵抗力判定に-1のペナルティ修正が与えられます。