【ヴァルト式戦場剣殺法】
(ユーレリア地方)- 入門条件
- 50名誉点
レンドリフト地方出身の歴戦の傭兵ヴァルト・アル・ヴァンシュタインが、人族・蛮族混合軍である、現在のレンドリフト帝国相手の戦場で編み出した技を体系化した流派です。
傭兵として戦場の最前線で、重武装の敵兵との戦を何度も経験したヴァルトは、支給品の剣では敵兵の、特に全身鎧を着込んだ重装兵の鎧相手に歯が立たないことを早々に学び、生き延びるために驚くべき発想の転換に至ります。剣の刃を手に持ち、鍔を戦鎚のように敵兵に叩きつけたのです。
この、手を傷つけることを厭わない捨て身の戦法が功を奏し、ヴァルトは初陣を生き延びます。この経験を元に「自らの肉を切り、敵の骨を断つ」という独自の理論に開眼し、数々の戦場でその技を洗練させていきました。
帝国との戦いに敗れ、ユーレリアに落ち延びケンネル王国の庇護下に入ったヴァルトは、いずれくる帝国の脅威に対抗するため、剣術道場を開きました。実践的で荒々しいその剣は、礼節を重んじる騎士たちには不評なものの、この2年の間にユーレリアの冒険者の間には、徐々に広がってきています。
流派装備
【ヴァルト式戦場剣殺法】には、その秘伝を使用する際に受けるダメージを軽減するために作られた特殊な籠手、〈ヴァルツガントレット〉の製法を確立しています。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
〈ヴァルツガントレット〉 | 10/13 | 装飾品:手 | 500 +20名誉点 | 【ヴァルト式戦場剣殺法】秘伝使用時の確定ダメージを2(4)点軽減 |
秘伝
《殺し打ち・轟雷》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 追加ダメージ+4、打撃武器に変化、命中時に自身に確定ダメージ4点
- 効果
剣身を手に持ち、鍔を戦鎚の如く、全力で敵に叩きつけます。
このキャラクターが近接攻撃で発生させる物理ダメージ・魔法ダメージを+4点します。
この秘伝による攻撃が命中した場合、そのたびに秘伝使用者のHPに「4」点の確定ダメージが与えられます。このダメージは、〈ヴァルツガントレット〉の装備により軽減されます。
この秘伝による攻撃は打撃武器によって行われたものとして扱います。
《殺し打ち・豪震万雷》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《殺し打ち・轟雷》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ファイター技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 追加ダメージ+12、打撃武器に変化、命中時に自身に確定ダメージ6点
- 効果
剣身を手に持ち、鍔を戦鎚の如く、全身全霊で敵に叩きつけます。
このキャラクターが近接攻撃で発生させる物理ダメージ・魔法ダメージを+12点します。
この秘伝による攻撃が命中した場合、そのたびに秘伝使用者のHPに「6」点の確定ダメージが与えられます。このダメージは、〈ヴァルツガントレット〉の装備により軽減されます。
この秘伝による攻撃は打撃武器によって行われたものとして扱います。
《殺し打ち・電光》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 威力表使用時の出目+1、打撃武器に変化、命中時に自身に確定ダメージ4点
- 効果
剣身を手に持ち、鍔を突き出すようにして敵の前頭部を叩き、衝撃による首の損傷を狙います。
攻撃が命中したら、基礎特技と同様、威力表使用時の出目が3~11の場合、それが+1されます。
この秘伝による攻撃が命中した場合、そのたび秘伝使用者のHPに「4」点の確定ダメージが与えられます。このダメージは、〈ヴァルツガントレット〉の装備により軽減されます。
この秘伝による攻撃は打撃武器によって行われたものとして扱います。