“武妖精”カグツ
(第一の剣/小神:アルフレイム大陸・ゴーント地方)聖印と神像
カグツの聖印は、斜めになった涙滴状の紋様が四重になっているメダルやバッジが主に用いられます。これは、炎、風、水・氷、土の妖精を現しており、それを束ねるカグツの偉大さを象徴しています。
神像は炎を背負い、両手に氷の剣と石礫を持ち、足元に風を纏う戦士の出で立ちで描かれることが一般的です。主に人間ですが、エルフやドワーフなどの姿も見ることができます。
神格と教義
妖精神アステリアの弟とも、複数の妖精が合身することで神格を得たとされる武神です。
神話の時代、炎、風、水・氷、土の妖精を自在に操り、数多の神を打倒してきたという伝説があります。
しかしその気性の荒さと見境のなさから、第一の剣の陣営からでさえ追放され、やがて孤独に耐えかねてアステリアに許しを請い、戻ってきたとされています。
それ以後は驚くほど粗暴さがなくなり、人族の守護神として神々の大戦を戦い抜いたと伝えられます。
第二の剣陣営の存在を嫌悪しており、蛮族との戦には積極的です。また、気性の荒さと温厚な守護神として二面性でも知られています。
格言
「己の戦いこそが、己の真実を証明する」
「撃ち滅ぼすこと火のごとし、鋭きこと風のごとし、貫くこと氷のごとし、硬き一撃岩のごとし」
「まずは動き、次に考えよ。手遅れにならぬうちに」
特殊神聖魔法
- 2
- ≫【エレメンタル・
フィスト】
- 消費
- MP3
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 対象の武器に属性を与える
- 効果
自身の武器に一時、妖精の力を纏わせます。
対象が近接攻撃、遠隔攻撃を行うとき、その攻撃で扱う武器を魔法の武器として扱います。
さらに、それらの攻撃に「炎」「水・氷」「土」「風」のいずれかの属性を与えます。与える属性は、魔法を行使するときに術者が選択します。属性を与えないという選択はできません。
- 4
- △【ウィンド・
フット】
- 消費
- MP4
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 先制判定+2
- 効果
自身の動きを速める風を纏い、機先を制します。
この魔法は「戦闘準備タイミング」の際、対象が先制判定を試みる前に行使しなければいけません。
対象は先制判定に+2のボーナス修正を得ます。
- 7
- 【ロック・
インパクト】
- 消費
- MP6
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
-
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 属性
- -
- 概要
- 防護点+2、追加ダメージ+2、対象の武器を土属性にし、
を追加
- 効果
対象の武具を魔力を帯びた無数の岩で覆います。
対象の防護点を+2点します。
さらに、対象が近接攻撃、遠隔攻撃を行うとき、その攻撃で扱う武器を土属性の魔法の武器として扱い、追加ダメージに+2点します。この時、扱った武器はを持つものとしても扱います。クリティカル値などに変化はありません。
- 10
- 【アイシクル・
ピアサー】
- 消費
- MP7
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(30m)/
射撃
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 必中
- 属性
- 水・氷
- 概要
- 投擲武器を飛ばし、必中させる。追加ダメージ+3
- 効果
術者から放たれた投擲武器が対象に命中し「投擲武器の威力+魔力」点の物理ダメージを与えます。この投擲武器の攻撃は水・氷属性の魔法の武器として扱い、追加ダメージを「+3」点します。この時、扱った武器は
を持つものとして扱います。クリティカル値などに変化はありません。
この魔法で扱う投擲武器は威力を持つものに限られます。〈ストーン〉などは使用可能ですが、〈矢〉〈太矢〉〈弾丸〉などのそれ単体で威力を持たないものはこの魔法で武器として扱うことはできません。また、使用する投擲武器はいずれかの手に持ち、装備しておく必要があります。
使用する投擲武器が複数準備状態にでき、かつそれが同一のものであれば《魔法拡大/数》によってこの魔法を複数の対象に同時に行使することが可能です。
この魔法で使用した投擲武器の扱いは、遠隔攻撃のそれに準じます。
- 13
- 【ダンシング・
フレイム】
- 消費
- MP20
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 半減
- 属性
- 炎
- 概要
- 装備している武器の威力のダメージ
- 効果
武器に炎をまとわせ、舞うように振りかざして炎の嵐を巻き起こします。
対象に「装備している武器の威力+魔力」点の魔法ダメージを与えます。装備している武器が複数であったり、複数の威力表を持つものであったりした場合は、その中から任意のひとつを選択します。この魔法のクリティカル値は選択した武器、攻撃方法に準じます。
選択した1種の攻撃が行える状況でなければ、その攻撃方法は選択できません。(用法:「2H」の威力を選択する場合、必要筋力などの要件を満たしたうえで武器を両手で保持しておかねばならない、など)。また、武器の特殊能力などは一切発揮されません。(「投げ」を選択した場合も、対象が転倒することはありません)。
この効果は、例外的に《魔法制御》を習得していなくても、それを習得している場合と同様に範囲内の任意の対象を除外することが可能です。