〈自傷命令回路Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ〉
- 知名度
- 12
- 形状
- ボタンがいくつかついた操縦器
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 「4/7/10」レベルまでの魔動機に自傷命令を与える
- 効果
-
このアイテムは「希少特産品」であり、購入には金銭と別に戦利品を提供しなければなりません。Ⅰ/Ⅱ/Ⅲの3つのグレードがあり、取引価格も異なりますが、必要な戦利品にも違いがあります。〈自傷命令回路Ⅰ〉には〈信号回路〉、〈~Ⅱ〉には〈中級信号回路〉、〈~Ⅲ〉には〈上級信号回路〉、それぞれ2個が必要です。
このアイテムは主動作で使用し、「射程/形状:2(30m)/起点指定」で「対象:1体全」を指定します。そして、対象が「分類:魔動機」である場合のみ、「抵抗:必中」で効果を及ぼします。魔動機以外にはいっさい効果がありません。魔動機であっても、騎手が騎乗しているものにも効果は及ぼせません(騎手、騎獣ともに魔動機の場合には効果が発生します)。
また、グレードに応じて、効果を及ぼせる対象の魔物レベルに上限があります。〈自傷命令回路Ⅰ〉は対象の魔物レベルが4まで、〈~Ⅱ〉は7まで、〈~Ⅲ〉は10まででなければ、効果がありません。
効果を受けた対象は、ただちに自身で自身に対して近接攻撃を行います。対象が複数の部位を持つ場合、GMの選ぶ任意の1部位が任意の1部位(なるべく異なる部位どうしを選びます)に対して近接攻撃を実行します。命中力判定と回避力判定を行い、命中力判定の達成値が高ければ、規定の打撃点によるダメージが適用されます。このとき、宣言型の能力を含め、新たに自発的に能力を使用することはありません。すでに何らかの効果を受けている場合や、攻撃の命中が自動的に発生させる効果があれば、それは適用されます。
対象の魔動機が近接攻撃能力を持たない(武器攻撃能力が存在しない、または、存在しても明確に遠隔攻撃として規定されている)場合、自傷命令は実行されず、効果は発揮されません(複数の部位で、一部のみが近接攻撃能力を持つ場合には、その部位が自傷命令を実行します)。なお、攻撃方法が「体当たり」であるものは自傷命令を実行します(壁などに自身をぶつけることで)
この命令を受けた魔動機であっても、自身の手番は何の影響もなく、通常通りに行動可能です。
由来・逸話
BL37