アメシストタピアー
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 言語
- 交易共通語、魔神語
- 生息地
- 森林、湖沼、魔域
- 知名度/弱点値
- 15/18
- 弱点
- 炎属性ダメージ+3点
- 先制値
- 14
- 移動速度
- 14(四足)/-
- 生命抵抗力
- 9 (16)
- 精神抵抗力
- 10 (17)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
鼻 | 9 (16) | 2d+6 | 9 (16) | 6 | 53 | 64 |
特殊能力
[主]奈落魔法7レベル/魔力9(16)
拡張効果は2ラウンド目まで使用します。
[常]魔法適性
戦闘特技〈ターゲッティング〉〈魔法収束〉〈魔法制御〉〈鷹の目〉〈魔法拡大すべて〉〈ワードブレイク〉を習得しています。
[常]魔域適性
奈落の魔域内ではあらゆる行為判定の達成値に+1のボーナス修正を得ます。
[主]夢に誘う/8(15)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:2(30m)/起点指定」で「対象:1体全」を眠らせます。
この効果は「呪い+精神効果(弱)」属性です。「呪い+精神効果」(「II」155頁、「MA」65頁)に準じますが、抵抗時に「精神効果」ではなく「精神効果(弱)」への耐性を考慮します。
この効果は100年持続します(その間、対象は飲食や排泄の必要なく、老いることもありません)が、多くの場合、完遂を待たずこの魔物自身が対象を解放します(「夢喰い」参照)。あるいは、この魔物のHPが0以下となっても解除されます。
[主]夢喰い/必中
この効果はPCデータのキャラクターか、魔物データなら「知能:低い・人間並み・高い」のいずれか、あるいはGMがそう定める同等以上の知力」であるキャラクターのみを対象にできます。
そして、対象が睡眠中でなければ使用できません。使用に1時間がかかり、その間に対象が目覚めてしまうと無効となります。そのため、ほとんどの場合で夢に誘う」で眠らされたキャラクターが、この効果の対象となります。
「射程:接触」で「対象:1体全」が見ている夢を食べます。それにより、対象の精神力は「1d」点減少します。これにより、精神力が「0」になったキャラクターは死亡し、蘇生もされません。魔物データのキャラクターの場合には、この死亡は起こりません。この精神力の現象は、1日ごとに「1」点だけ自動的に回復します。
アメシストタピアーは、夢を継続的に食べることを欲しています。そのため、この効果を過剰に使って対象を死なせてしまうことは基本的には行いません。
安全に「食事」ができる範囲を見定めて食べ続けようとします。
「夢に誘う」の効果は100年の眠りをもたらしますが、ほとんどのケースでアメシストタピアーは、そこに至るまでに「そのキャラクターの味に飽きてしまいます。そうした場合、アメシストタピアーは自分の根城から離れた場所に(ときには奈落の魔域の中から外へ)眠っているものを放り出し、そこで無責任に効果を解除します。結果、そうした者は、自分の知らない土地や時代に放り出されて途方に暮れてしまうことになってしまいます。
戦利品
- 2~5
- 幻獣の皮(140G/赤A)
- 6~7
- 上質な幻獣の皮(300G/赤A)
- 8~10
- きれいな幻獣の皮(800G/金赤A)
- 11~
- 美しい幻獣の皮(2100G/金赤S)
解説
紫色の毛並みを持つバクのような幻獣です。知的生物の妄想や悪夢を食べることができる性質を持ち、そのためか「妄想が具現化した空間」とも言える奈落の魔城”が居心地いいらしく、魔域での目撃例が多いことで知られています。
魔域に入ってきた人族や蛮族を眠らせ、その夢を食べようとしてきます。
争いは好まない性格なため、基本的には一日、二日などの短い日数を提示して友好的に眠ってもらおうとしますが、断られると無理にでも眠らそうとしてきます。その場合には、かなり長い間、夢を食べられ続けることになるでしょう。