【アゴウ重槌破闘術】
(フェイダン地方)- 入門条件
- 50名誉点
【アゴウ重鎚破闘術】は、蛮族に伝わる闘技を源流とした流派です。開祖であるダークトロールのアゴウは、蛮族でありながら、「より強い敵と戦う」ために、人族の側についたダルクレムの神官戦士で、数々の武勲から、人族の社会に受け入れられ、現在はアイヤールに居を構え、弟子たち――決して多いとは言えません――に技を伝えています。
「死中に活を求める」が、【アゴウ重鎚破闘術】の真髄であり、自らが傷つくことをわず、重く大きな武器をいかに力任せに敵に叩きつけるか、それに集中した技を税伝としています。
その特性から、この流派の使い手は、武器として〈ウォーハンマー〉の使用を好みます。
【アゴウ重鎚破闘術】の秘伝は、すべて「用法:2Hの近接攻撃武器の使用」が前提です。
流派装備
【アゴウ重鎚破闘術】は、〈トロールハンマー〉(⇒PH33)と呼ばれる、巨大な〈ウォーハンマー〉を流派特有の装備として伝えています。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
〈トロールハンマー〉![]() ![]() | 〈ウォーハンマー〉A | 2,820 +50名誉点 |
秘伝
《重破・骨喰み》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 2H近接攻撃武器
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-3
- 概要
- 対象の防護点を-6、回避力-3、ダメージを衝撃属性化
- 効果
武器を大きく振りかぶり、全力で一撃を叩き込みます。
この秘伝の使用を宣言し、攻撃を命中させた時には対象の防護点を「-6」して(0点未満にはなりません)適用ダメージを計算します。また、攻撃が発生させる物理・魔法ダメージは「衝撃属性」となります。
秘伝使用者は自身の次の手番まで、回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。
《轟破・地断ち》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《重破・骨喰み》
- 限定条件
- 2H近接攻撃武器
- 使用
- ファイター技能 or グラップラー技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-3
- 概要
- 対象の防護点を-16、回避力-3、ダメージを衝撃属性化
- 効果
あまりの衝撃に、受け止めた防御者の足下で地面が割れるとまで言われる、《重破・骨喰み》の上位秘伝です。
この秘伝の使用を宣言し、攻撃を命中させた時には、対象の防護点を「-16」して(0未満にはなりません)適用ダメージを計算します。また、攻撃が発生させる物理ダメージ、魔法ダメージは、「衝撃属性」となります。
秘伝使用者は、自身の次の手番まで、回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。
《爆破・神鳴り》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅲ》変化型
- 前提
- 《轟破・地断ち》
- 限定条件
- 2H近接攻撃武器
- 使用
- ファイター技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-3
- 概要
- 対象の防護点を-24、回避力-3、ダメージを衝撃属性化
- 効果
受け止めようものなら、対象は轟音のみ残して砕け散るとまで言われる、究極の秘伝です。
この秘伝の使用を宣言し、攻撃を命中させたときには、対象の防護点を「-24」して(0未満にはなりません)適用ダメージを計算します。また、攻撃が発生させる物理ダメージ、魔法ダメージは「衝撃属性」となります。
秘伝使用者は、次の自身の手番まで、回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。
《禍津・罪打ち》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 2H近接攻撃武器
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗-3
- 概要
- ダメージに「魔力+穢れ」をプラス。抵抗力-3
- 効果
自身の魂に存在する「穢れ」は魔力とともに武器に乗せ、敵に叩きつけます。
この秘伝の使用を宣言し、攻撃を命中させた時には、それが発生させる物理・魔法ダメージに使用者の任意の魔力+使用者の「穢れ」点が追加されます。秘伝使用者は自身の次の手番まで生命・精神抵抗力に「-3」のペナルティ修正を受けます。