解説

DD120
　体長1mほどの巨大なキノコです。柄の部分から短い手足が生えており、シルエットは笠を頭にかぶった人間の子供のように見えます。短い2本の足を小刻みに動かし、近寄ってきては体当たりで攻撃してきます。
　捕食などのためではなく、自分たちの生息域に他者が入るのを拒むような仕草であるため、詳しく生態を調べれば、彼らの群生地の分布が判明すると言われていますが、見た目よりもタフで数が多いことも含め、調べているものはいないとされます。
　キノコの身は固く、長い時間煮込むことで食用に適すると言われますが、味は渋みがやや強く、好みが分かれます。